サイコミュ高機動試験用ザク(MSN-01)
MSVリファレンスガイド
MS-06Z サイコミュ試験用ザク
MS-06Z サイコミュ試験用ザクは、ザクIIをベースにサイコミュ受信装置と制御系を組み込んだ初期のニュータイプ兵装評価機。機体構造の多くが大幅に改修され、後のサイコミュ搭載機(エルメス/ゲルググ系NT機)へ繋がる実験データの収集を目的とした技術試験機である。
概要
MS-06Zは、ジオン公国軍がニュータイプ研究の一環として実施した 「有人モビルスーツにおけるサイコミュ制御の実現可能性を検証する」 ために製造された試験用ザクです。外見はザクIIの面影を残しているものの、 機体内部はほぼ別物で、頭部センサーや胸部ブロックにはサイコミュ受信装置、 思考波感応センサー、制御回路などが増設されています。これらの試験結果は、 後に開発されるサイコミュ搭載MS群へ重要な技術基礎を提供しました。
基本データ
| 名称 | MS-06Z サイコミュ試験用ザク |
|---|---|
| 型式番号 | MS-06Z |
| ベース機 | MS-06 ザクII |
| 開発元 | ジオン公国軍(サイコミュ技術試験班) |
| 役割 | サイコミュ試験・制御系評価・ニュータイプ運用実験 |
| 運用時期 | 一年戦争期(MSV設定) |
| 主な装備 | サイコミュ受信装置、頭部試験アンテナ、思考波感応センサー ザク・マシンガン、試験用兵装、ヒートホーク |
特徴・改良点
- サイコミュ制御デバイスを搭載するため内部フレームを大幅改造
- 頭部・胸部に専用センサーと受信アンテナを増設
- 機体挙動と思考波の同期性を計測する解析装置を実装
- 実験結果は後のサイコミュ搭載MS(エルメス、ゲルググNTなど)開発に活用
イラスト・作例写真

