旧キットズゴック改修記|シャア専用カラーで蘇る水泳部モビルスーツ
Old Kit MSM-07 Z'Gok – No Grade Vintage Gunpla Custom Modification
旧キットズゴック固定モデル改修制作記
1980年代に発売された旧キットのズゴック(MSM-07)は、 シンプルな構造ながらも独特のフォルムが魅力のクラシックガンプラです。 近年のHGシリーズのような高可動モデルとは異なり、 旧キットは固定ポーズで仕上げることで重厚感のある完成品になります。
今回は長年放置していた旧キットズゴックを再び制作し、 アルミ線による固定加工で安定した立ち姿を作る制作工程を紹介します。 旧キットならではの改修ポイントや塗装のコツなど、 初心者でも取り入れやすい方法を中心に解説していきます。
手持ちの「量産型ズゴック」でキットの内容を確認するため、ランナー構成から見ていきましょう。 ランナー枚数は全部で 2枚。パーツ数は 合計52パーツ と、現在のガンプラと比べると非常にシンプルな構成になっています。なお、このキットは 成型色の違いのみでシャア専用ズゴックと量産型ズゴックの両方が再現されているのが特徴で、基本的なランナーやパーツ自体は同じものが使われています。こうした共通ランナーの構成も、当時のガンプラらしい設計の面白いポイントです。 もちろん、最近のガンプラのような精密さと比べると、ランナーには バリが残っていたり、パーツのヒケが目立ったりと、成形の荒さを感じる部分もあります。しかし、こうした部分を一つひとつ確認しながら丁寧に整えていく作業こそが、旧キット製作ならではの楽しさと言えるでしょう。パーツを調整し、少しずつ完成度を高めていく工程には、最新キットとはまた違った“模型を作る喜び”があります。 特に 水中用モビルスーツの旧キットは造形の完成度が高いことで知られています。ズゴックはもちろん、ゾック、アッガイ、ゴックといった水陸両用MSは、当時のキットでありながらプロポーションが非常に良く、ほんの少し手を加えるだけでも十分に見栄えのする仕上がりになります。 個人的な感覚ですが、旧キットの中でも 水中系モビルスーツにハズレなしと言ってもいいほど、どれも魅力的な造形をしています。今回のズゴックも例外ではなく、基本のフォルムがしっかりしているため、軽い調整やディテールアップだけでも満足度の高い完成品になることは間違いありません。 このページでは、そんな旧キット量産型ズゴックを題材に 改修ポイントや工作のコツを解説しながら、どこか懐かしさを感じる旧キットならではの製作工程を紹介していきます。シンプルなパーツ構成の中に詰まった、当時のガンプラの魅力とノスタルジーを感じながら、一緒にズゴックを仕上げていきましょう。
頭部・ツメの加工から開始
頭部はカットされた状態のまま長年放置されていたため、 まずはプラ板を使って補修作業から開始しました。 旧キットはディテールがシンプルな分、 こうした小さな改修でも完成時の印象が大きく変わります。
ツメ部分はマスキングテープで仮固定されていた状態だったため、 差し込み固定できるよう穴を開け加工。 裏側から接着する予定なので多少の緩さがあっても問題ありません。
肩周りの延長加工
腕を取り付けると肩内部の空間が目立つため、 プラ板を使って内部パーツを延長。 関節パーツが見えないように調整しました。
旧キットはパーツ数が少ないため、 こうした簡単な改修でも見た目の完成度が大きく向上します。 固定モデルとして制作する場合は、 関節の可動よりもシルエットの美しさを優先するのがポイントです。
モノアイ周辺の改修
カットされていたモノアイ部分はプラ板で再制作。 カーブ形状を作るため少し調整しましたが、 最終的にはモノアイガードと塗装で自然な仕上がりになる予定です。
仮組みチェック
大きな改修が終わったところで一度仮組み。 水陸両用モビルスーツらしい独特のフォルムが見えてきました。 旧キットでもバランスを調整することで、 非常に雰囲気のあるモデルに仕上げることができます。
ホワイトサーフェイサーで下地作成
赤の発色を良くするため、 クレオスの缶スプレー「ホワイトサーフェイサー1000」を使用しました。 旧キットは面積の広いパーツが多いため、 缶スプレーでも比較的均一な塗装がしやすいのが特徴です。
赤塗装・仕上げ
シャア専用機らしい赤塗装が今回のメイン工程。 以前の残り塗料を使いながら塗装を進めました。 希釈バランスに少し苦戦しましたが、 筆塗りで細部をリタッチしながら仕上げています。
旧キット制作の魅力
旧キットは最新ガンプラと比べると構造は非常にシンプルですが、 その分モデラーの工夫によって様々な楽しみ方ができます。 アルミ線で固定するだけでもポーズの安定感が増し、 完成後の展示もしやすくなります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。 今後も旧キットを中心としたガンプラ制作記録を更新していきます。

