息子とつながるガンプラコウサク:旧キットゴッグの再生
旧キットゴッグ放置状態から完成までの工作記録
昨年のクリスマス、仕事中の私に息子から連絡が入り「これ欲しい?」と画像が送られてきた。断捨離の予定でしたが即購入を要請。特に息子に英才教育をしていた訳でもないのですが、出勤前にオシャレに目覚めた息子は友達と服を買うと言っていたのに、夜のイルミネーションを観に行くと言いつつ、なぜかガンダムベースへ行ったようで、買ってきたものがゴッグ含むモビルスーツ3体。「やるな息子よ!」と思いました
しかしカップルだらけのクリスマスの夜にイルミネーションを観る中、ガンダムの袋を持ってウロウロしていたわけで……。思わず笑ってしまう。そんな中、思い出した放置中の旧キットのゴッグを引っ張り出してきて工作を再開しました。
保管状態確認・作業工程

保管状態が良くなかったのでパーツ紛失、アルミ線むき出しのままの状態で保管していたため傷だらけ。しかも当時出来もしない改造をしようと切ったり貼ったりした痕跡がありましたが「これはこのまま完成させるしかない」と決意。
立ち姿固定のための加工

息子が生まれて以来、接着剤や塗料の匂いを気にしてプラモデルから離れていましたが、息子のベビー時代のムチムチの足を思い出しながらゴッグの足をヤスリがけして作業。膝部分はディテールアップパーツで穴を塞ぎ、表面処理をしながら傷をチェック。膝の関節はプラパイプを使いアルミ線が隠れるように加工。足首は角度を付けるために両足の側面部分にプラ板を貼り付け加工。


足と胴体の取り受けは市販のポリパーツへ変更し多少、稼働出来るようにしています。
ガッチリと接着された状態の腕の加工
ノープランで工作を進めながら、旧キットでどこまで自分好みのゴッグにできるか楽しみつつ作業を進めました。ガチガチに接着していたパーツは劣化で分解できるかと思いましたが無理は禁物、補強しながらの修正。腕は完全固定で表面処理を丁寧に進めました。

捨てサフを吹き確認しながら手の処理。曲がった状態でしっかりと固定されていたのが運良くゴッグらしさを表現できていたのでラッキーでした。

失敗した箇所を成功とする気持ち
出来もしない加工で おなか部分の4つの穴があいていたことは残念。あけてしまった穴をどう塞ごうかを考えるのもプラモデルの醍醐味である。

右側がKOTOBUKIYAの市販のディテールアップパーツで左はジャンクのガンダムのバーニアを使いました。市販のディテールアップパーツは価格もお手頃でとても便利です。

途中、試しに手をテープで固定してバランス確認をしつつ、穴が開いた腹部分は当初レギュレーションで「キットの状態で完成させる」と決めていましたが変更。ディテールアップパーツを使いジャンクパーツの中からwaveのバーニアを使用することに。これが運良くジャストフィットしました。しかも別パーツ化したことでよりリアルになりました。バックパックのバーニアもwaveのパーツを使用しました。

塗装の工程
サーフェーサーは1200番で傷の確認をしながら薄く塗るつもりだったが缶スプレータイプだとどうしても厚くなってしまう。まだまだ缶スプレーも勉強が必要です。

少しだけ稼働しますが基本は固定モデルで完成。旧キットのゴッグは私が小1以来の工作となりました。当時はお風呂で遊んでバラバラになった記憶がありますが今回は流石に遊びません。次回は撮影ブースで詳しい完成写真と共にアップ予定です。
まとめ
- 完璧を目指さず楽しんで作ることが大切
- 息子が買ってきてくれたガンプラは眺めるだけでも満足
- 旧キットは思い出と一緒に作るから楽しい

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最後までお読みいただきありがとうございました。今後も旧キットの制作記録を更新していきますので、興味がある方はぜひチェックしてください。