量産型ゲルググ（MS-14A）
量産型ゲルググ
設計上の特徴
- ジオン軍初の量産型ビーム兵装搭載MS。
- 高出力ジェネレーターとビーム・ライフルを標準装備。
- ビーム・ナギナタや大型シールドによる近接・防御性能。
- 機体フレームは人型に近く、バランスの取れた設計。
- MS-14S（シャア専用ゲルググ）をベースに改修された量産仕様。
- ガンダムと同等以上の性能を発揮できるポテンシャルを持つ。
活躍と評価
MS-14Aは、ジオン公国軍がガンダムに対抗するために開発した主力量産機です。性能は連邦軍MSに匹敵し、戦局を左右する切り札として期待されました。
しかし実戦配備が一年戦争末期にずれ込み、訓練不足のパイロットが多く十分な戦果を挙げられませんでした。
それでも、量産型ジムを圧倒する性能を示し、ジオンの技術力の高さを証明する存在でした。
もし早期に量産化が進んでいれば、戦況を変えたかもしれない――そう語られることも多い、幻の勝利機といえるでしょう。
スペックデータ
| 機体名 | 量産型ゲルググ |
|---|---|
| 形式番号 | MS-14A |
| 全高 | 19.2m |
| 本体重量 | 42.9t |
| 主な武装 | ビーム・ライフル / ビーム・ナギナタ / シールド 他 |
量産型ゲルググ（MS-14A）リアルタイプ設定画
アニメーション登場シーン
宇宙の闇を切り裂くビーム・ライフルの閃光が、戦場の悲壮さを際立たせる。
圧倒的な性能を誇りながらも、戦局を覆せなかったその姿は、ジオンの栄光と終焉を象徴している。
画面の片隅に映るザクの違いを確認するのも、シリーズを深く楽しむ醍醐味の一つといえる。
未熟な操縦と圧倒的な戦力差の中、若き命が次々と散っていく。
高性能ゆえの無念、そして戦争の悲劇を痛感させる名場面である。
関連リンク
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